令和4年9月15日(木)、16日(金)の両日、徳島グランヴィリオホテルにて令和4年度浄化槽法指定検査機関四国地区協議会検査員研修会が開催された。四国四県から49名、九州地区から12名が出席した。公益社団法人徳島県環境技術センター会長 田村茂人氏が開会の挨拶を行い、徳島大学環境防災研究センター 湯浅恭史氏による講演『南海トラフ地震に対する防災対策について』を聴講し、続いて公益財団法人日本環境整備教育センター 濱中俊輔氏による講演『浄化槽法定検査判定ガイドラインの解説』を聴講した。尚、懇親会については新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となった。
二日目は四国の各検査機関による研究発表が行われた。四国4県から、
- ダイエー浄化槽FCE型水質改善調査報告 (公社)徳島県環境技術センター
- 大腸菌群数と浄化槽処理水BOD濃度の関係性について (公社)香川県浄化槽協会
- 殺虫剤が浄化槽放流水のBODに与える影響についての検証結果 (公社)愛媛県浄化槽協会
- 新人検査員の事故・トラブル軽減の取り組みについて (一財)高知県環境検査センター
の4題について研究発表が行われ、九州地区の参加者による投票で最優秀研究には愛媛県浄化槽協会が選ばれた。最後に公益社団法人徳島県環境技術センター専務理事兼事務局長の杢保恭章氏が研修会の総括を述べ、二日間の検査員研修会は終了した。来年は香川県で開催する予定である。