水環境出前講座実施

令和5年6月21日(水)高松市立弦打小学校で4年生87名、令和5年6月27日(火) 高松市立三渓小学校で4年生78名を対象に、環境学習を実施した。1時限目は、地球の水循環や水の大切さ、汚れた水を浄化槽できれいにする仕組み等を学んだ。休み時間にはタブレットで、浄化槽に棲んでいる微生物の動画や、浄化槽パネル等を見学してもらった。2時限目は、水の入ったペットボトルを使用し、トイレットペーパーとティッシュペーパーで溶け方を比較する実験と、学校近くの川の上流と下流の水を、透視度計と水質の簡易測定器を使用して、透視度とCODを計測し、違いを数値化して確認した。実験の最後に、飲み切った缶ジュースの缶をきれいな水に浸けると、どのぐらい水が汚れるのかCODを測定し、その結果には先生方も驚いた様子であった。また、弦打小学校では、授業前に実施した学校に設置されている浄化槽の法定検査で採水した放流水のCODも測定して見せた。最後に、今日の授業を受けて気付いたことや分かったこと、汚れた水を家庭から多く出さないために私たちができることをワークシートに書き込み発表した。この水環境出前講座は、高松市都市整備局下水道部下水道業務課が主催する環境学習で、令和元年度より高松市からの委託事業の一環として当協会が実施しているものである。