指定検査機関四国地区協議会検査員研修会を香川県で開催

令和5年9月14日(木)、9月15日(金)の両日、高松国際ホテルにて令和5年度浄化槽法指定検査機関四国地区協議会検査員研修会が開催された。今年は、当協会がホスト県をつとめ、四国四県から73名、九州地区から18名が出席した。
一日目は、当協会の山条会長が開会の挨拶を行い、続いて管理運営部会、浄化槽検査部会A、浄化槽検査部会B、検査システム部会の4グループに分かれて意見交換を行った。その後、公益財団法人日本環境整備教育センター調査・研究グループサブリーダーの濱中俊輔氏を講師に招き、「浄化槽における災害対策及び維持管理の向上について」を聴講した。その後行われた懇親会では、和やかな雰囲気の中で各県情報交換を行い、親交を深めた。
二日目は、初めに各分科会のまとめ発表を行い、続いて高松北警察署交通第一課指導第一係警部補の北村真一氏を講師に招いて「検査員に向けた交通安全に関する講習」を聴講した。その後、四国の各検査機関による研究発表が行われた。
四国4県から、
1.BOD試料の効果的な保冷・保存方法について<(公社)香川県浄化槽協会>
2.服薬による浄化槽への影響について <(公社)愛媛県浄化槽協会>
3.放流水質改善に関する研究への取り組み <(一財)高知県環境検査センター>
4.浄化槽法定検査の受検率向上について<(公社)徳島県環境技術センター>
の4題について研究発表が行われ、四国4県以外の参加者による投票で最優秀研究には高知県が選ばれた。
最後に山条会長が閉会の挨拶を行い、二日間の検査員研修会は終了した。
 来年は愛媛県で開催する予定である。