令和7年9月18日(木)、19日(金)の両日、高知市内にあるオリエントホテル高知にて令和7年度浄化槽法指定検査機関四国地区協議会検査員研修会が開催され、四国四県から54名、九州地区から17名が出席した。1日目は四国の各検査機関による研究発表が行われた。
四国4県から、
1.法定検査業務と働き方改革についての考察
(公益社団法人 徳島県環境技術センター)
2.塩素系洗剤などが浄化槽の処理機能に及ぼす影響について
(公益社団法人 香川県浄化槽協会)
3.11条検査履歴が一度もない周知案内分(行政指導)令和6年度結果報告について
(公益社団法人 愛媛県浄化槽協会)
4.浄化槽法定検査員における接遇の違いに関する調査報告について
(一般財団法人 高知県環境検査センター)
の4題について研究発表が行われ、四国4県以外の参加者による投票で最優秀研究には高知県が選ばれた。その後「特定既存単独処理浄化槽の検査機関の取組について」と題して、全国浄化槽推進市町村協議会の久川和彦氏が講演を行った。2日目は、検査部会A(新人教育について)、検査部会B(精度管理等について)、検査部会C(検査時の対応・説明について)の分科会に分かれて意見交換を行った。各部会共に熱心な討論が交わされ、大変有意義な分科会となった。来年は徳島県で開催予定である。
令和7年度浄化槽法指定検査機関四国地区協議会検査員研修会を高知県で開催
