自衛消防(防災)訓練を実施

令和7年9 月19 日(金 )15時より当協会において自衛消防訓練を行った。所内在勤者を対象とし、地震による火災が発生したことを想定して「避難訓練」、「通報訓練」、「消火訓練」を行った。消防機関への模擬通報の後、消火器の操作方法について説明を受け、訓練用の水消火器を使って消火訓練を行った。 また、昨今頻繁に発生している地震に備え、協会内で使用しているチャットツールを活用した安否確認情報の送信訓練も実施した。

令和7年度浄化槽法指定検査機関四国地区協議会検査員研修会を高知県で開催

令和7年9月18日(木)、19日(金)の両日、高知市内にあるオリエントホテル高知にて令和7年度浄化槽法指定検査機関四国地区協議会検査員研修会が開催され、四国四県から54名、九州地区から17名が出席した。1日目は四国の各検査機関による研究発表が行われた。
四国4県から、
1.法定検査業務と働き方改革についての考察
  (公益社団法人 徳島県環境技術センター)
2.塩素系洗剤などが浄化槽の処理機能に及ぼす影響について
  (公益社団法人 香川県浄化槽協会)
3.11条検査履歴が一度もない周知案内分(行政指導)令和6年度結果報告について
  (公益社団法人 愛媛県浄化槽協会)
4.浄化槽法定検査員における接遇の違いに関する調査報告について
  (一般財団法人 高知県環境検査センター)
の4題について研究発表が行われ、四国4県以外の参加者による投票で最優秀研究には高知県が選ばれた。その後「特定既存単独処理浄化槽の検査機関の取組について」と題して、全国浄化槽推進市町村協議会の久川和彦氏が講演を行った。2日目は、検査部会A(新人教育について)、検査部会B(精度管理等について)、検査部会C(検査時の対応・説明について)の分科会に分かれて意見交換を行った。各部会共に熱心な討論が交わされ、大変有意義な分科会となった。来年は徳島県で開催予定である。

令和7年度第1回全浄連四国地区協議会 会員団体会長・理事長会議を香川県で開催 

令和7年8月21日(木)、JRホテルクレメント高松にて令和7年度第1回全浄連四国地区協議会 会員団体会長・理事長会議が開催された。現在、四国地区協議会で締結に向けて進めている、災害時の四国間支援協定に関して、環境省より委託事業の一環として支援頂く、エム・アール・アイリサーチアソシエイツ株式会社の三堀様はじめ4名の方の講義を聴講した。その後、意見交換を行い、連携体制の構築実現に向けたマニュアル化に向けて動くこととなった。また、四国地区協議会所有仮設トイレの購入について、以前より協議を重ねてきたが、今回、数台購入し四国各県の会員団体に配布することが決定された。

令和7年度市町職員研修会(現地研修)開催される 

令和7年9月3日(水)さぬき市、9月26日(金)小豆島町、9月29日(月)綾川町にて、香川県合併処理浄化槽推進協議会は、浄化槽設置整備事業における各市町の担当職員が実施する完了検査業務が円滑に行われることを目的として、市町職員研修会(現地研修)を実施した。当協会からは、さぬき市で業務課の入道課長、宇賀神副主幹、小豆島町で小野課長補佐、宇賀神副主幹、綾川町で入道課長、小野課長補佐が講師として出席した。参加した各市町の担当職員にとって、今後の業務遂行に資する有意義な研修となったと思われる。

環境学習出前講座 -香川県環境学習応援団-

令和7年8月5日(火)、長尾放課後児童クラブにて、4年生27名を対象に環境学習出前講座を実施した。協会オリジナルワークシート「かんさつノート」を用い、約1時間にわたり水の循環や浄化のしくみについて学んだ。講座の前半では座学を行い、水がどこから来てどこへ行くのか、使った水が下水処理場や浄化槽でどのようにきれいになるのかについて説明した。さらに、水をきれいにする微生物の働きや、汚れた水を浄化するしくみについて学んだ。後半の実験では、ペットボトルを使ってトイレットペーパーとティッシュペーパーの溶け方を比較し、紙の性質の違いを観察した。続いて、ペットボトルで作成した簡易ろ過装置を用い、溶かしたトイレットペーパー入りの水をろ過し、水の変化を観察。児童たちはろ過の様子をスケッチし、気づいたことを発表した。さらに、泥水の沈殿実験に加え、泡立った水に消泡剤を加えて泡を消す実演も行い、水を処理するさまざまな方法について学んだ。児童たちは、水の大切さや、生活の中で水をなるべく汚さない工夫について考える機会となり、今後の学習や生活に活かす意識を高めることができた。この環境学習出前講座は、香川県環境森林部環境政策課が運営する「香川県環境学習応援団」の登録プログラムとして、長尾放課後児童クラブの依頼により実施されたものである。