一般社団法人全国浄化槽団体連合会定時総会開催される

令和5年6月27日(火)、東京都新宿区ホテルグランドヒル市ヶ谷にて第11回全浄連定時総会が開催された。総会では審議事項として、令和4年度事業報告及び収支決算、第11回定時総会決議、入会金及び会費に関する規程の改正、役員(理事・監事)の補欠選任などが審議され、原案どおり承認・可決された。報告事項として、令和4年度公益目的支出計画実施報告書、令和5年度事業計画及び収支予算について報告された。その後行われた業界功労者表彰で、全浄連会長特別顕彰を受賞した山条会長が、受賞者代表として謝辞を述べた。

水環境出前講座実施

令和5年6月21日(水)高松市立弦打小学校で4年生87名、令和5年6月27日(火) 高松市立三渓小学校で4年生78名を対象に、環境学習を実施した。1時限目は、地球の水循環や水の大切さ、汚れた水を浄化槽できれいにする仕組み等を学んだ。休み時間にはタブレットで、浄化槽に棲んでいる微生物の動画や、浄化槽パネル等を見学してもらった。2時限目は、水の入ったペットボトルを使用し、トイレットペーパーとティッシュペーパーで溶け方を比較する実験と、学校近くの川の上流と下流の水を、透視度計と水質の簡易測定器を使用して、透視度とCODを計測し、違いを数値化して確認した。実験の最後に、飲み切った缶ジュースの缶をきれいな水に浸けると、どのぐらい水が汚れるのかCODを測定し、その結果には先生方も驚いた様子であった。また、弦打小学校では、授業前に実施した学校に設置されている浄化槽の法定検査で採水した放流水のCODも測定して見せた。最後に、今日の授業を受けて気付いたことや分かったこと、汚れた水を家庭から多く出さないために私たちができることをワークシートに書き込み発表した。この水環境出前講座は、高松市都市整備局下水道部下水道業務課が主催する環境学習で、令和元年度より高松市からの委託事業の一環として当協会が実施しているものである。

高知県浄化槽協会創立50周年記念式典・祝賀会に参加

令和5年6月16日(金)、一般社団法人高知県浄化槽協会の創立50周年記念式典・祝賀会が高知市内の城西館行われ、当協会からは山条会長、宇山局長、山本総務部長が参加した。特別講演として「災害時のトイレ問題について」、「PFIによる公設浄化槽整備事業について」を聴講し、続いて記念式典・祝賀会が盛大に開催され、大盛況のうちに閉幕した。

香東川で環境美化活動

令和5年6月9日(金)協会は高松市檀紙町の香東川左岸、川岸付近及び自転車道周辺の清掃奉仕活動を行なった。当日は業務終了後、宇山局長をはじめ職員47名が現地に集合した。香川高等専門学校高松キャンパス横の沈下橋から国道11号までの約400メートルの区間を、清掃道具等を用い、高松市から提供されたボランティア袋に大小様々なごみを拾い集めた。参加者の熱心な取り組みで、ペットボトル・空き缶・プラスチック等、多くのゴミを拾うことができた。なお、拾い集めたゴミの処理については高松市にお願いした。この環境美化活動は「環境の日」及び「環境月間」行事の一環として、平成20年度より実施している。

第13回定時総会の開催

協会は令和5年5月29日(月)、16時30分よりJRホテルクレメント高松で第13回定時総会を開催した。第1部では、令和4年度の事業報告及び決算、並びに役員の選任について原案どおり承認・可決された。また、令和5年度事業計画及び収支予算の報告がされた。
17時30分から第2部に移り、会長表彰並びに全浄連会長顕彰等の披露が行われた。来賓を代表して香川県環境森林部次長 久保 幸司 様、香川県町村会副会長・直島町長小林 眞一 様よりご祝辞をいただいた。その後、香川県循環型社会推進課長 河本 明久 様のご発声により乾杯が行われ、和やかに懇親会が行われた。