令和7年度浄化槽保守点検業者技術向上現場研修会の開催について

協会では、令和7年度浄化槽保守点検業者技術向上現場研修会を11月11日(火)に開催致します。この研修会は、香川県からの受託事業として毎年実施しております。今年度の対象者は、今年度の対象者は、高松市に事務所を開設している業者のうち、東讃保健福祉事務所管内に営業区域を持つ保守点検業者の浄化槽管理士を予定しております。9月下旬ごろ、協会から各営業所に案内状を発送致しますので、届きましたらご確認の上お申し込み頂きますようお願いいたします。

令和7年度第1回全浄連四国地区協議会 会員団体会長・理事長会議を香川県で開催 

令和7年8月21日(木)、JRホテルクレメント高松にて令和7年度第1回全浄連四国地区協議会 会員団体会長・理事長会議が開催された。現在、四国地区協議会で締結に向けて進めている、災害時の四国間支援協定に関して、環境省より委託事業の一環として支援頂く、エム・アール・アイリサーチアソシエイツ株式会社の三堀様はじめ4名の方の講義を聴講した。その後、意見交換を行い、連携体制の構築実現に向けたマニュアル化に向けて動くこととなった。また、四国地区協議会所有仮設トイレの購入について、以前より協議を重ねてきたが、今回、数台購入し四国各県の会員団体に配布することが決定された。

令和7年度市町職員研修会(現地研修)開催される 

令和7年9月3日(水)さぬき市、9月26日(金)小豆島町、9月29日(月)綾川町にて、香川県合併処理浄化槽推進協議会は、浄化槽設置整備事業における各市町の担当職員が実施する完了検査業務が円滑に行われることを目的として、市町職員研修会(現地研修)を実施した。当協会からは、さぬき市で業務課の入道課長、宇賀神副主幹、小豆島町で小野課長補佐、宇賀神副主幹、綾川町で入道課長、小野課長補佐が講師として出席した。参加した各市町の担当職員にとって、今後の業務遂行に資する有意義な研修となったと思われる。

環境学習出前講座 -香川県環境学習応援団-

令和7年8月5日(火)、長尾放課後児童クラブにて、4年生27名を対象に環境学習出前講座を実施した。協会オリジナルワークシート「かんさつノート」を用い、約1時間にわたり水の循環や浄化のしくみについて学んだ。講座の前半では座学を行い、水がどこから来てどこへ行くのか、使った水が下水処理場や浄化槽でどのようにきれいになるのかについて説明した。さらに、水をきれいにする微生物の働きや、汚れた水を浄化するしくみについて学んだ。後半の実験では、ペットボトルを使ってトイレットペーパーとティッシュペーパーの溶け方を比較し、紙の性質の違いを観察した。続いて、ペットボトルで作成した簡易ろ過装置を用い、溶かしたトイレットペーパー入りの水をろ過し、水の変化を観察。児童たちはろ過の様子をスケッチし、気づいたことを発表した。さらに、泥水の沈殿実験に加え、泡立った水に消泡剤を加えて泡を消す実演も行い、水を処理するさまざまな方法について学んだ。児童たちは、水の大切さや、生活の中で水をなるべく汚さない工夫について考える機会となり、今後の学習や生活に活かす意識を高めることができた。この環境学習出前講座は、香川県環境森林部環境政策課が運営する「香川県環境学習応援団」の登録プログラムとして、長尾放課後児童クラブの依頼により実施されたものである。

検査員研修を実施

令和7年8月、検査員および採水員を対象に、各課で3回ずつ、各課の管理職が講師となり、検査員研修を実施した。研修内容は1回目が『浄化槽法について・特定既存単独処理浄化槽について』、第2回目が『実事例による7条検査での人員算定について』、第3回目が『実事例による外観検査の判定について・消毒剤(有機系・無機系)の効果について』講義を行った。各研修後に質疑応答が行われ、参加者からは実務に即した質問が多数寄せられた。講師である管理職が具体的な事例を交えながら丁寧に回答し、理解を深める場となった。