第37回全国浄化槽技術研究集会開催される

令和5年10月10日(火)、11日(水)(公財)日本環境整備教育センター主催の「全国浄化槽技術研究集会」が横浜市のパシフィコ横浜で開催され、2日間で延べ700名が参加した。10日は大会式典や兵庫県佐用町長の庵逧典章氏が「人口減少を見据えて~合併浄化槽のさらなる活用について~」と題して特別講演を行い、続いて次回開催地の(一財)長崎県浄化槽協会 理事長 西川勝則氏より挨拶が行われた。その後、研究発表が行われ一日目は閉会となった。二日目の11日は環境省、国土交通省、農林水産省、総務省、内閣府による行政報告や、(公財)日本環境整備教育センターより情報報告が行われた。午後からは浄化槽行政担当研究会、浄化槽検査員研究会に分れてそれぞれ開催され、閉会となった。

第37回全国浄化槽大会が開催される

令和5年10月2 日(月)浄化槽関係団体13団体で構成する「浄化槽の日」実行委員会は、TKP市ヶ谷カンファレンスセンターで第37回全国浄化槽大会を開催した。全国から多数の関係者が出席し、浄化槽適正整備推進決議の採択や浄化槽に関する功労者の表彰が行われた。当協会からは山下理事が環境大臣表彰を、横井副会長が国土交通省不動産・建設経済局長表彰を受賞された。
続いて、記念講演Ⅰでは、福岡県田川市環境政策課汚水処理対策室 室長 廣末貢一氏が「浄化槽による持続可能な汚水処理手法の確立」と題し講演を行った。記念講演Ⅱでは、落語家の三遊亭良楽氏が「浄化槽」をテーマに創作落語を披露した。
大会後に行われた懇親会には多くの国会議員が駆けつけ祝辞を述べた。

自衛消防訓練を実施

令和5年9月21日(木)15時より当協会において自衛消防訓練を行った。所内在勤者を対象とし、2階給湯室より火災が発生したという想定で「避難訓練」、「通報訓練」、「消火訓練」を行った。
 消防機関への模擬通報の後、消火器の操作方法について説明を受け、訓練用の水消火器を使って消火訓練を行った。

指定検査機関四国地区協議会検査員研修会を香川県で開催

令和5年9月14日(木)、9月15日(金)の両日、高松国際ホテルにて令和5年度浄化槽法指定検査機関四国地区協議会検査員研修会が開催された。今年は、当協会がホスト県をつとめ、四国四県から73名、九州地区から18名が出席した。
一日目は、当協会の山条会長が開会の挨拶を行い、続いて管理運営部会、浄化槽検査部会A、浄化槽検査部会B、検査システム部会の4グループに分かれて意見交換を行った。その後、公益財団法人日本環境整備教育センター調査・研究グループサブリーダーの濱中俊輔氏を講師に招き、「浄化槽における災害対策及び維持管理の向上について」を聴講した。その後行われた懇親会では、和やかな雰囲気の中で各県情報交換を行い、親交を深めた。
二日目は、初めに各分科会のまとめ発表を行い、続いて高松北警察署交通第一課指導第一係警部補の北村真一氏を講師に招いて「検査員に向けた交通安全に関する講習」を聴講した。その後、四国の各検査機関による研究発表が行われた。
四国4県から、
1.BOD試料の効果的な保冷・保存方法について<(公社)香川県浄化槽協会>
2.服薬による浄化槽への影響について <(公社)愛媛県浄化槽協会>
3.放流水質改善に関する研究への取り組み <(一財)高知県環境検査センター>
4.浄化槽法定検査の受検率向上について<(公社)徳島県環境技術センター>
の4題について研究発表が行われ、四国4県以外の参加者による投票で最優秀研究には高知県が選ばれた。
最後に山条会長が閉会の挨拶を行い、二日間の検査員研修会は終了した。
 来年は愛媛県で開催する予定である。

令和5年度市町職員研修会(現地研修)開催される

令和5年9月13日(水)坂出市、令和5年9月21日(木)小豆島町、令和5年9月22日(金)三木町で、香川県合併処理浄化槽推進協議会は、浄化槽設置整備事業における各市町の担当職員が実施する完了検査業務が円滑に行われることを目的として、市町職員研修会(現地研修)を実施した。
当協会からは、坂出市、小豆島町で検査第1課の宇賀神副主幹、佐々木主任、三木町で検査1・2・3課の田中課長、宇賀神副主幹が講師として出席した。参加した各市町の担当職員の方々には、今後の業務に役立つ研修会となった。