令和7年8月、検査員および採水員を対象に、各課で3回ずつ、各課の管理職が講師となり、検査員研修を実施した。研修内容は1回目が『浄化槽法について・特定既存単独処理浄化槽について』、第2回目が『実事例による7条検査での人員算定について』、第3回目が『実事例による外観検査の判定について・消毒剤(有機系・無機系)の効果について』講義を行った。各研修後に質疑応答が行われ、参加者からは実務に即した質問が多数寄せられた。講師である管理職が具体的な事例を交えながら丁寧に回答し、理解を深める場となった。
カテゴリー: 活動報告
課長以下の職員を対象に職員研修を実施
令和7年7月29日(火)、30日(水)の2日間にわたり、2班に分けて外部講師による職員研修を実施した。講師に株式会社エスの内海加奈子氏を迎え、「浄化槽協会の未来を創る・誇りと意識を高める対話」と題した講義を行った。研修ではグループワークを通じて、浄化槽協会が果たす社会的役割の重要性について職員が改めて認識を深めるとともに、一人ひとりの主体的な関心と連帯感を醸成することを目的として行われた。
かがわ未来へつなぐ環境学習会に参加
令和7年7月27日(日)、サンメッセ香川にて香川県主催の『かがわ未来へつなぐ環境学習会』に参加した。本イベントは、様々な環境分野で活動する団体や企業などのブースを一堂に集めたものであり、今年も「香川の環境をまるごと学ぼう!森里川海のつながりを体験しよう!」をテーマとして開催された。体験型学習ブースや体験型講座、ステージイベントなどを通じて、「見て・触れて・体験できる」内容となっており、大人も子どもも楽しく環境について学べるイベントであった。当協会のブースでは、水の大切さや浄化槽のしくみ等について説明を行った。ペットボトルを使用した紙の溶け方実験や、タブレットに映し出された微生物の動画を観察するコーナーを設け、クイズラリーとも連動させた。夏休み中の親子連れや環境に関心のある来場者が次々と訪れ、協会ブースは大盛況であった。
水環境出前講座実施
令和7年7月10日(木)、高松市立三渓小学校にて、4年生81名を対象に環境学習を実施した。1時限目の座学では、地球の水循環についての説明を行い、人が一日に使用する水の量を計算することで、水の大切さを学んだ。また、浄化槽のしくみを紹介し、汚れた水をきれいにする方法として、沈殿・ろ過・微生物・薬品処理の各手法についても説明した。2時限目の実験では、ペットボトルを使ってトイレットペーパーとティッシュペーパーの溶け方を比較する実験を行い、水に溶ける性質の違いを体験的に学んだ。さらに、学校近くの川の水を用いて水質実験を実施した。川の上流・下流の水について、透視度やCOD(化学的酸素要求量)を計測することで、水質の違いを数値で比較した。また、水質の指標となる生物についても説明を行い、サワガニなどの生物がきれいな水に生息することを通じて、水環境の状態を生物から読み取る方法を学んだ。児童たちは川や海のよごれには生活排水がかかわっていることに気がつき、日常生活と環境とのつながりを実感する機会となった。この水環境出前講座は、高松市都市整備局下水道部下水道業務課が主催する環境学習で、令和元年度より高松市からの委託事業の一環として当協会が実施しているものである。
一般社団法人全国浄化槽団体連合会定時総会開催される
令和7年6月25日(水)、東京都新宿区ホテルグランドヒル市ヶ谷にて第13回全浄連定時総会が開催された。 総会では審議事項として、令和6年度事業報告及び収支決算、第13回定時総会決議、役員(理事・監事)の選任などが審議され、原案どおり承認・可決された。報告事項として、令和7年度事業計画及び収支予算について報告された。
